2020年 東京湾黒鯛研究会主催 黒鯛稚魚放流

2020年9月10日(木)黒鯛稚魚放流が行われました。

参加者全員で記念撮影

9月10日(木)金沢八景の村本海事に駆けつけたのはホームの野島防波堤海津クラブのメンバーと東京湾黒鯛研究会のメンバーそして 横浜新山下、山本釣り船店の船で来たのは横浜黒鱗会、横浜黒寿々会、横浜黒落会の有志連合が集合 8時に予定通り稚魚を積んだトラックが到着、今回は神奈川県栽培漁業協会の斡旋により岩手県からの搬送です。遠路はるばる何百キロもの 長旅の末無事到着しました。今回の放流数は9000尾。累計放流総数281,600尾

野島 村本海事様に集合した船宿様
横浜からの有志様
野島防波堤 海津クラブの皆様

トラックの水槽には6~7センチ程の稚魚達が所狭しと元気良く泳ぎ回りコロナ時代風に言えば正に三密状態です。そしてトラックより船へとバケツリレーの開始です。 皆さん手慣れていて30分弱で村本海事さん、山本釣り船店さんへの積み込みは完了し地元海域への放流に出航、トラックは次の港、久里浜、丸清丸さんの待つ浦賀港へと向かいます。 浦賀港では久里浜の丸清丸さん、そして横須賀BFC主体のメンバ-と当会最高顧問の米山氏も加わり東電防波堤付近へ放流です。

横須賀BFC様と当会米山氏

例年だと村本海事さんの駐車場に地元の金沢小学校の一年生が校外学習で手伝いに来てくれ黄色い声が飛び交いながらのイベントなのですが今年は新型コロナの影響で 小学生の参加は無く叔父さん達だけでの作業で何か物足りないと思っていた所トラック後方ののぞき窓にランドセルを背負った子供さんが4~5名、ちょうど通学時間だったようで 聞けば一年の時にここでバケツを持って稚魚放流をやったと聞き心温まる思いでした。

登校中の金沢小学校生徒

今年で黒鯛稚魚放流は25年目と成りましたが今回を持ってひとまず終了と致します。 黒鯛は古来より日本近海に生息し外来魚ではありません。しかしながら近年アサリやノリの漁業被害が黒鯛によるものではないか?とニュ-ス等でも報じられました。 黒鯛は貝や海苔は大好物なので当然食べると思います。しかし最近食べ始めた訳ではなく以前からも食べていたと思います。アサリやノリの不漁には温暖化やその他色々な原因が 考えられますが正式な答えは出ていません。このような状況下東京湾内の漁業組合さんもほとんどが黒鯛の放流を取りやめる事となり25年間お世話になった神奈川県栽培漁業協会さんも 黒鯛の発注が僅かになりとても自主生産は対応出来ないと今年度より生産中止と成りました。当会としても今回のように遠い他府県から陸送する手立てもありますが同じフィ-ルドの 漁師さんとのトラブルは絶対にあってはならず苦渋の決断ですが今回で終了と致します。

バケツリレーの始まりです
久里浜のバケツリレー
久里浜の放流です
横浜の放流です
野島の放流
大事にリレーしていきます

そしてこの黒鯛稚魚放流に協力して頂いた多くの釣り人、協賛協力頂いた釣り会、メーカー、メディア、渡船店、釣り具店の皆様ありがとうございました。 稚魚を生産頂いた神奈川県栽培漁業協会様ありがとうございました。我々のような民間団体で25年間も続けて来られたのも皆様方のささえがあってこその事だと思います。 ほんとうに長い間ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。 また今後の状況次第で稚魚放流を再開する事があるかも知れません。その節は宜しくお願い申し上げます。

当会の重鎮 湯浅氏も参加しました
一匹 一匹が大きく育ちますように

東京湾黒鯛研究会 会長 佐藤達夫