ご挨拶にかえて

 私が東京湾で黒鯛釣りを始めた昭和40年代 日本は高度経済成長期の真っ只中と言う時代です。

 しかしながら浅い海は埋め立てられ、下水道の整備が追いつかず湾奥や河口ではメタンガスが発生し悪臭を放ち奇形のハゼが多く釣れたのもこのころで東京湾の生物にとっては最悪な時代だったと思います。そんな環境の変化にも順応し彼らはしたたかに生きぬき、それを追い求め防波堤の黒鯛釣りが盛んに行われていました。

 久里浜防波堤、あしか島、第二海堡、第三海堡、横須賀新堤、野島防波堤、横浜防波堤、鶴見防波堤、川崎新堤、中央防波堤、千葉防波堤、五井防波堤、長浦防波堤、木更津防波堤、五洋防波堤の他、岡っぱりの釣り場も数多く点在していました。

会 長 佐藤 達夫

 しかし現在までに鶴見防波堤、千葉防波堤は埋め立てられ、第三海堡、五洋防波堤は撤去され、第二海堡、横須賀新堤は立ち入り禁止となり釣り場は減少の一途です。それに加えて9.11同時多発テロの影響でソーラス条約が施行され岡っぱりの釣り場もほとんどが立ち入り禁止となり誠に残念な限りです。そしてこの現象に歯止めをかけなければいけないと考えます。

 しかしながら、あまり大きな行動をすると逆効果になり釣り場を失う恐れも多分にあるのです。

 「千里の道も一歩から」と言う名言がありますが、今我々に出来る事から一つづつ地道に行う事が将来につながる事ではないでしょうか。それは今現在の釣り場をこれ以上失なわない努力をする事だと考えます。ゴミの問題、釣り場での事故、港湾や漁師とのトラブル等、心無い釣り人の行為で失われた信頼回復が第一歩と考えます。

 東京湾黒鯛研究会は自然保護、釣り場保全、釣り人のマナー、黒鯛稚魚放流、後継者育成、黒鯛の生態調査、釣り技向上をめざし努力致します。

 今後とも皆々様のご理解、ご協力、ご支援、宜しくお願い申しあげます。




 

ご挨拶にかえて


ホームページに訪問いただく 皆様、
当会のホームページにようこそ!大歓迎いたします。

 当会は東京湾周辺の各釣り場をホームグラウンドとしております個々の黒鯛ヘチ釣り会の代表者およびその選抜者によって維持・運営がなされている当世風に言えば連盟釣り会です。

 発会いたしましたのは1991年で、結成の主旨は、関東独特の短竿による“ヘチ釣り”の文化を後世に伝承してゆこうでした。

名誉会長 田中正治

 その為には連盟の釣り会として何をやるかという事で、設立5年目に三本の大きな柱をたてました。それが“ヘチ釣り講習会”“黒鯛成魚のタッグ・アンド・リリース”そして“黒鯛稚魚放流”でした。
 講習会は「黒鯛のヘチ釣りは難しくて」と言われていたのですが、そのファンに増えていただき伝承していただくため、稚魚放流はその対象魚を釣り人の立場から少しでも増やすため、タッグ・アンド・リリースは黒鯛という謎に包まれていた魚の生態、回遊経路を実績として知り釣技向上や学術的研究に役立てるためであります。

 お陰様で当会は本年で設立24周年を迎えました。ご紹介しました三本柱もタッグ・アンド・リリースは2012年に一応の成果を上げ18年間で終了といたしましたが、ヘチ釣り講習会は20年で700名以上の講習生が巣立っており、稚魚放流は同じく20年で20万尾を超した稚魚を放流しております。

 これらの事は「継続は力なり」で今後も続けられるものと思っております。想いおこしますれば24年前にこの会が設立され、当時私が初代会長に祭り上げられ、米山氏が幹事長で10年で選手交代、米山氏が二代会長、佐藤達夫氏が幹事長になり、共に当会の設立主旨を十二分にしっかりと受け止めていただいた方々であり強力コンビで本年に至ったのですが、このたび米山氏は当会最高顧問になっていただき、佐藤達夫氏が三代目会長、若手のホープ関口真一氏が幹事長としてスタートいたすことになりました。

 最ロートルの私が今更こんなことをお話しするのは誠に僭越至極な事なのですが、当会の成り立ちと意志を各位にお知りいただきたくご披露いたします次第です。今後の当会への私の夢はタッグ・アンド・リリースに替わります第三の柱としまして、今全国の主要都市では短竿を使った黒鯛のヘチ釣りが盛んになっており、それは何故かともうしますと「ヘチを狙いやすい短竿の合理性」が各地で認められ、多くの釣り人が短竿を使っているという事実です。

 そこには既に連合釣り会、連盟釣り会、が存在し地域の短竿カルチャーが確立されつつあります。その連合、連盟の方々と地域の壁をお互いに取り払い、数釣る事だけにこだわらないアカデミックな交流が出来たら、・・・と思っております。では皆様、東京湾黒鯛研究会を今後ともよろしくお願いいたしましてご挨拶とさせていただきます。



 

ご挨拶にかえて

 27年程前に初めて『黒鯛ヘチ釣り』に出会いました。

 当時の野島は数多くの大型黒鯛が釣り上げられていました。しかしながら、初心者の私には釣り上げるのが困難な魚だったと記憶しています。

 その当時は現在の様にインターネット等も普及していないため、釣り方や仕掛け等も全くわからず大変な苦労をしました。
そして、釣りを教えて頂く先輩方や講習会等も無く、一向に上達しませんでした。

 そんな昔の私の様に、現在釣果が伸びない方、この釣りに興味は有るがなかなか一歩が踏み出せない方が多くいらっしゃると思います。

幹事長 関口 真一

 この釣りを多くの方に広めて行く為に、今後も『ヘチ釣り講習会』を毎年開催して参ります。また、東京湾内の各防波堤で東京湾黒鯛研究会のワッペンを付けている当会会員と会いましたら、その堤防の攻略法などを優しく教えてもらえると思いますので、気兼ねなく声を掛けて下さい。

 また当会では『釣り人の手で黒鯛を増やそう』を合言葉に黒鯛の稚魚放流を毎年行っています。
黒鯛稚魚放流資金にご寄附を頂いている皆さま、また、当会主催の『黒鯛稚魚放流チャリティ釣り大会』に賛同してくださる皆さまには、心より感謝申し上げます。当会田中名誉会長の挨拶にもございます通り『継続は力なり』の精神で、今後もこれらの活動を継続し、より多くの黒鯛が我々の釣り場で釣れる様に努力して参ります。

 今後も東京湾黒鯛研究会へのご理解・ご協力を宜しくお願い申し上げます。